セキュリティ

【2026年】WordPress 7.1.4で脆弱性22件を修正。あなたのサイトは自動で更新された? 公式の発表と手元で試した結果

公開 ・ 読了の目安 約19分 ・ Sorabun 編集部

【2026年】WordPress 7.1.4で脆弱性22件を修正。あなたのサイトは自動で更新された? 公式の発表と手元で試した結果

WordPress.org は2026年10月28日(日本時間29日2時ごろ)、セキュリティリリース「WordPress 7.1.4」を出しました。直した脆弱性は22件。公式は「直ちにサイトを更新することをお勧めします」としています。

とはいえ、WordPressには自動更新があります。何もしなくても、もう新しくなっているのでは? そう思う人も多いはずです。

私たちは、公式の発表を1行ずつ数え、手元で WordPress 7.1.3 を動かして、7.1.4 への自動更新が本当に来るのかを試しました。

先に結論を書きます。

まずは「ダッシュボード → 更新」で、今の版を見てください(7章)。

1. 公式の発表:何が直った?

WordPress 7.1.4 の英語の発表は10月28日(日本時間29日2時ごろ)、日本語の訳は29日12時41分に ja.wordpress.org に載りました。

ja.wordpress.org の「WordPress 7.1.4」の訳。このセキュリティリリースでは複数の問題が修正されています、これはセキュリティ関連のリリースであるため直ちにサイトを更新することをお勧めします、ダッシュボードで「更新」をクリックし「今すぐ更新」をクリックしてください、自動バックグラウンド更新に対応しているサイトでは更新が自動的に始まります、と書かれている
ja.wordpress.org「WordPress 7.1.4」(WordPress.org 公式ブログの訳・2026年10月29日)

日本語の訳には「これはセキュリティ関連のリリースであるため、直ちにサイトを更新することをお勧めします。」と書かれています。更新の仕方は、WordPress.org からダウンロードするか、ダッシュボードで「更新」をクリックし、「今すぐ更新」をクリックする。そして「自動バックグラウンド更新に対応しているサイトでは、更新が自動的に始まります。」とも書かれています。

自分のサイトが、この「対応しているサイト」なのかどうか。それを4章と5章で確かめます。

なお、7.1.4 はショートサイクルリリースで、次の大きな版の 7.2 は12月8日に出る予定です。

最初に書かれているのは、更新の途中の問題

ja.wordpress.org の「このリリースに含まれるセキュリティアップデート」。最初の項目は、WordPress のアップグレード処理における脆弱性で、アップグレードの実行中にリモートコード実行につながるおそれがある問題。続いて、細工されたブロックマークアップによる格納型 XSS の問題、個人データの消去リクエストが格納型 XSS につながる形で作成できてしまう問題
ja.wordpress.org「WordPress 7.1.4」(2026年10月29日)

直した問題の一覧で、最初に書かれているのは「WordPress のアップグレード処理における脆弱性で、アップグレードの実行中にリモートコード実行につながるおそれがある問題」です。更新しているわずかな間に、外からプログラムを動かされる恐れがあった、ということです。どういうときに起きるのか、詳しいことは公式も書いていません。

ほかの多くは「格納型 XSS」の問題です。XSS は、サイトに悪いスクリプトを仕込まれる問題で、格納型は、仕込まれたものがサイトの中に保存され、ページを開いた人のブラウザで動いてしまう種類です。

2. 直したのは何件? 公式の中でも数え方が違う

何件直ったのかを数えると、同じ 7.1.4 の発表でも、公式のページによって数が違いました。

同じ 7.1.4 の発表を WordPress.org の3つの書き方で数えた結果。ニュースの記事は似た問題を1行にまとめて12行、HelpHub(版ごとの説明)は1つずつ分けて17項目、HelpHub の古い版の説明は WordPress 7.0 is affected by all 22 vulnerabilities で22件。1項目に複数の問題を含むものがある
WordPress.org「WordPress 7.1.4」・HelpHub「Version 7.1.4」を Sorabun が数えた(2026年10月29日)
公式のページ 数 書き方
WordPress.org のニュースの記事 12行 似た問題を1行にまとめている(ほかに証明書の更新が1行)
HelpHub(版ごとの説明のページ) 17項目 1つずつ分けて並べている(ほかに証明書の更新が1行)
HelpHub の古い版の説明 22件 「WordPress 7.0 is affected by all 22 vulnerabilities」

17項目と22件が合わないのは、HelpHub の項目の中に「stored cross-site scripting (XSS) and denial of service issues」のように、いくつかの問題を1つにまとめたものがあるためです。最後の1行の「eMudhra の失効に伴う、同梱のルート証明書の更新」は、脆弱性の修正ではありません。

この記事では、件数には HelpHub の22件を使い、だれが悪用できるかは、1つずつ分けてある17項目で数えます。

3. だれが悪用できる? 17項目を分けた

HelpHub の一覧には、項目の頭に「Contributor+」「Author+」「Editor+」のように、だれが悪用できるかが書かれています。後ろの「+」は、その権限か、それより上の権限でログインした人、という意味です。

HelpHub「Version 7.1.4」の Security updates の一覧の前半。An Editor+ stored cross-site scripting (XSS) issue、A Contributor+ stored cross-site scripting (XSS) issue、unauthenticated visitors に向けた information disclosure issue、A race condition during core updates that could lead to remote code execution などが並び、項目の頭に悪用できる権限が書かれている
WordPress.org Documentation「Version 7.1.4」(HelpHub)

この書き方のまま、17項目を1つずつ分けました。

HelpHub の17項目を、だれが悪用できるかで分けた棒グラフ。寄稿者以上でログインした人8、投稿者以上1、編集者以上1、コメントを管理できる独自の権限の人1、ログインしていない人1、本体の更新の途中1、書かれていない2、強化(守りを固める直し)2。17項目のうち10項目は XSS
HelpHub「Version 7.1.4」の17項目を Sorabun が分けた(2026年10月29日)
だれが悪用できるか 項目
寄稿者(Contributor)以上でログインした人 8
投稿者(Author)以上でログインした人 1
編集者(Editor)以上でログインした人 1
コメントを管理できる独自の権限の人 1
ログインしていない人 1
本体の更新の途中 1
書かれていない 2
強化(脆弱性の修正ではなく、守りを固める直し) 2
合計 17

いちばん多いのは、寄稿者以上でログインした人が悪用できるもので、17項目のうち8項目でした。寄稿者は、記事を書けるけれど、公開はできない権限です。種類で見ると、17項目のうち10項目が XSS でした。

ひとりで運営しているサイトは、急がなくていい?

数字だけを見ると、ログインできる人が少ないサイトなら大丈夫、と思えるかもしれません。読み方の注意です。

だから、ひとりで運営しているサイトでも、更新は必要です。

4. 何もしなくても、自動で更新される? 手元で試した

公式の発表には「自動バックグラウンド更新に対応しているサイトでは、更新が自動的に始まります。」とありました。本当に始まるのか、手元で試しました。

試し方

結果:約6秒で 7.1.4 になった

手元で試した自動更新の流れ(日本時間)。17:15:36 ログイン画面を開いた、17:15:37 定期処理(wp-cron)が始まり最新版を確かめた、17:15:39 7.1.4 の日本語版を取ってきた、17:15:42 本体が 7.1.4 に書き換わった(約6秒)、17:16:44「更新が完了しました」のメール・データベースの更新
手元の WordPress(公式の zip で入れた 7.1.3 日本語版)の記録(2026年10月29日、Sorabun が試した)
時刻(日本時間) 起きたこと
17:15:36 管理画面のログイン画面を開いた
17:15:37 WordPress の定期処理(wp-cron.php)が始まり、最新版を確かめた
17:15:39 7.1.4 の日本語版を取ってきて広げた
17:15:42 本体のファイルが 7.1.4 に書き換わった(ここまで約6秒)
17:16:44 管理者宛ての「更新が完了しました」のメールを送ろうとした・データベースの更新

記録は、簡易サーバーのログと、書き換わったファイルの時刻です。こちらがしたのは、ログイン画面を開いたことだけでした。

手元の WordPress の「ダッシュボード → 更新」。現在のバージョン: 7.1.4、このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます、最新バージョンの WordPress をお使いです、と出ている
手元の WordPress(公式の zip で入れた 7.1.3 日本語版)の「ダッシュボード → 更新」(2026年10月29日、Sorabun が撮影)

そのあと「ダッシュボード → 更新」を開くと「現在のバージョン: 7.1.4」。「このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。」と出ていました。あなたのサイトでも、この画面で今の版を確かめられます。

なお、6秒は手元の1回の結果です。いつ始まるかは、サイトの定期処理がいつ動くかで変わります(5章)。

公式の説明:小さな版は、初めから自動

WordPress Developer Resources の Upgrading WordPress。Automatic background updates were introduced in WordPress 3.7 in an effort to promote better security, and to streamline the update experience overall. By default, automatic updates of WordPress are enabled on most sites. と書かれている
WordPress Developer Resources「Upgrading WordPress」(Configuring Automatic Background Updates)

公式の説明では、自動のバックグラウンド更新は WordPress 3.7 で入り、「By default, automatic updates of WordPress are enabled on most sites.(ほとんどのサイトで、初めから自動更新が有効)」です。本体の更新は、版の大きさで扱いが分かれます。

本体の版 初めの設定で自動?
小さな版(メンテナンスとセキュリティ。7.1.4 など) 自動(WordPress 3.7 から)
大きな版(7.1 → 7.2 など) 5.6 以降に新しく入れたサイトは自動。それより前から使っているサイトは、管理者が有効にしたときだけ

手元の試験のサイトは新しく入れたサイトなので、大きな版の自動更新まで有効になっていました。7.1.4 は小さな版なので、古くから使っているサイトでも、初めの設定のままなら自動更新の対象です。

更新されると、管理者にメールが届く

自動更新のあとに WordPress 7.1.4 が作るメールの中身。件名は[サイトの名前]WordPress 7.1.4 へのサイト更新が完了しました。本文は、サイトを WordPress 7.1.4 へ自動更新しました。何もする必要はありません。バージョン 7.1.4 について詳しくは「WordPress について」画面をご覧ください。WordPress チーム
手元の WordPress 7.1.4 が自動更新のあとに作るメール(送らずに取り出した。2026年10月29日、Sorabun が試した)

自動で更新されると、WordPress は管理者にメールを送ります。手元でその中身を取り出すと、件名はサイトの名前のあとに「WordPress 7.1.4 へのサイト更新が完了しました」、本文には「何もする必要はありません。」と書かれていました。届く先は「設定 → 一般」の管理者のメールアドレスです。

5. 同じ 7.1.3 でも、自動で更新されないサイト

ところが、もう1つの手元のサイトは、7.1.3 のままでした。

手元の2つの WordPress の比較。公式の zip で入れたサイトは 7.1.4 になり、「このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。」と出た。git で入れたサイト(.git がある)は 7.1.3 のままで、「サイトはバージョン管理されているようです。自動更新は無効化されています。」と出た
手元の2つの WordPress(2026年10月29日、Sorabun が試した)

同じ日・同じ PHP で、違いは入れ方だけです。こちらは git(ファイルの変更を管理する道具)で入れたサイトでした。

git で入れた手元の WordPress の「ダッシュボード → 更新」。現在のバージョン: 7.1.3、サイトはバージョン管理されているようです。自動更新は無効化されています。その下に、重要: 更新する前に、データベースとファイルをバックアップしてください、と、バージョン 7.1.4-ja に更新のボタン
手元の WordPress(git で入れた 7.1.3)の「ダッシュボード → 更新」(2026年10月29日、Sorabun が撮影)

画面には「サイトはバージョン管理されているようです。自動更新は無効化されています。」。その下に「バージョン 7.1.4-ja に更新」のボタンがあります。こう出ているサイトは、だれかがボタンを押すまで、古い版のままです。

公式の説明でも、自動更新は「unless WordPress detects a version control checkout(WordPress がバージョン管理の印を見つけないかぎり)」とされています。git などで本体を管理しているサイトは、開発の仕組みで更新する前提だからです。

自動で更新されないことがあるサイト

公式の説明から、当てはまるものをまとめました。

当てはまるサイト 公式の説明 確かめ方
git などで本体を管理している .git・.hg・.svn などのバージョン管理の印を見つけると、自動更新が止まる 更新の画面に「自動更新は無効化されています」
wp-config.php やプラグインで止めている AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED(すべての自動更新を止める)や、WP_AUTO_UPDATE_CORE を false にする設定がある 制作会社やサーバーの管理者に、止めていないか聞く
サーバーの管理ツールで切っている cPanel・Plesk の WP-Toolkit などでは、自動更新を設定できる サーバーの管理画面の WordPress の欄
更新のときに FTP の情報を求められる 自動で更新できるのは「If your site is capable of one-click updates without entering FTP credentials」のとき 「今すぐ更新」を押すと、接続の情報を聞かれる
訪問がほとんど無い 定期処理(WP-Cron)は、ページが開かれたときに動く 更新の画面の版が古いまま

定期処理は、ページが開かれたときに動く

WordPress Developer Resources の Cron のページ。WP-Cron は、ページが読み込まれるたびに予定の仕事の一覧を確かめ、時刻の来た仕事をそのときに動かす。システムの cron のように常に動いているのではなく、ページが読み込まれたときだけ動く、と英語で書かれている
WordPress Developer Resources「Cron」

WordPress の定期処理(WP-Cron)は、決まった時刻に自分で動くのではなく、ページが読み込まれたときに、予定の時刻を過ぎた仕事が無いかを確かめて動きます(WordPress Developer Resources「Cron」)。手元の試験でも、ログイン画面を開いたことがきっかけでした。だれも開かないサイトでは、自動更新が始まるのが遅れることがあります。

公式は、止めることを強くすすめていない

WordPress Developer Resources の Upgrading WordPress。The core developers made a conscious decision to enable automatic updates for minor releases and translation files out of the box. Going forward, this will be one of the best ways to guarantee your site stays up to date and secure and, as such, disabling these updates is strongly discouraged. と書かれている
WordPress Developer Resources「Upgrading WordPress」(Configuration via wp-config.php)

公式は、小さな版と翻訳の自動更新を、あえて初めから有効にしたと説明しています。サイトを最新で安全に保つ、いちばん良い方法の1つだからで、「disabling these updates is strongly discouraged(これを止めることは、強くすすめない)」とまで書いています。

止めている理由が思い当たらないなら、元に戻すことを考えてください。git などで管理していて止めているサイトは、だれが・いつ手で更新するのかを決めておく必要があります。

6. 古い版のサイトは? 修正版は25本、サポートは最新版だけ

HelpHub には、古い系列ごとに、22件のうちいくつが当てはまるかと、直った版が書かれています。

古い系列ごとの、22件のうち当てはまる数と直った版。7.1 は全部で 7.1.4、7.0〜6.9 は22、6.8〜6.7 は20、6.6 は19、6.5〜6.4 は17、6.3〜5.9 は9、5.8〜5.0 は6、4.9 は4、4.8〜4.7 は2、4.6 以前は更新はもう出ない。修正版は25本、すべて2026年10月28日に公開
HelpHub「Version 7.1.4」・WordPress.org「Releases」を Sorabun が数えた(2026年10月29日)

Releases のページでは、7.0 から 4.7 までの24の系列すべてに、7.1.4 と同じ10月28日付けで修正版が出ていました。7.1.4 と合わせて25本です。

系列 22件のうち当てはまる数 直った版
7.1 すべて 7.1.4
7.0 22 7.0.8
6.9 22 6.9.11
6.8 20 6.8.12
6.7 20 6.7.11
6.6 19 6.6.11
6.5 17 6.5.14
6.4 17 6.4.14
6.3〜5.9 9 6.3.14・6.2.15・6.1.16・6.0.18・5.9.20
5.8〜5.0 6 5.8.19・5.7.21・5.6.23・5.5.24・5.4.25・5.3.27・5.2.30・5.1.28・5.0.31
4.9 4 4.9.35
4.8〜4.7 2 4.8.34・4.7.39
4.6 以前 − 修正は出ない(「WordPress 4.6 and earlier no longer receive security updates.」)

ただし、古い系列への修正は、公式の言葉では「厚意による措置」です。公式は「なお、WordPressの最新版のみが積極的にサポートされています。」とくり返し、Releases のページにも「Only the most recent in the 7.1 series is safe to use and actively maintained.(7.1 の系列の最新版だけが、安全に使えて、手入れされている)」と書かれています。

古い系列を使っているなら、まず表にある直った版になっているかを確かめてください。そのうえで、バックアップをとってから、最新の 7.1 の系列に上げる計画を立てましょう。

7. 今日やること(5つ)

  1. 「ダッシュボード → 更新」で、今の版を見る。 7.1.4 なら大丈夫です。古い系列なら、6章の表にある直った版になっているかを見ます
  2. 更新が完了したというメールが届いているか探す。 件名は「WordPress 7.1.4 へのサイト更新が完了しました」です
  3. 「自動更新は無効化されています」と出ていたら、手で更新する。 git などで管理しているサイトなら、管理している人に頼みます
  4. 手で更新する前に、バックアップをとる。 公式も「Before you get started, it’s a good idea to back up your website.」としています。更新の画面にも「更新する前に、データベースとファイルをバックアップしてください。」と出ます。レンタルサーバーの自動バックアップの機能を使ってもかまいません
  5. 使っていないアカウントを消す。 寄稿者などのアカウントは、17項目のうち8項目の入口になる権限です
WordPress.org Documentation の Updating WordPress の Back up WordPress。Before you get started, it’s a good idea to back up your website. This means if there are any issues you can restore your website. と書かれ、WordPress Backup の手順へのリンクがある
WordPress.org Documentation「Updating WordPress」

国の機関など9つの注意喚起を数えたときも、いちばん多く挙がっていた対策は「更新」でした(9機関の注意喚起を全部読んで数えた記事)。プラグインやテーマも含めて、外から確かめたいときは、URLを入れるだけの無料のセキュリティ診断で、既知の脆弱性が無いかを調べられます。

よくある質問

更新の途中に起きる問題なら、いま更新するのは危なくないですか?

どういうときに起きるのか、詳しいことは公式の発表に書かれていません(悪用の手がかりになるので、この記事でも扱いません)。公式のすすめは、直ちに 7.1.4 に更新することです。不安なら、先にバックアップをとってから更新してください。

プラグインやテーマも、自動で更新されますか?

初めの設定では、特別な場合だけです。公式の説明では、プラグインとテーマの自動更新は、WordPress.org のセキュリティチームが深刻な脆弱性を直すときなどの「special cases」に限られます。7.1.4 は本体の更新なので、プラグインとテーマは「ダッシュボード → 更新」で別に確かめてください。

更新の画面で「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ」の自動更新にしています。7.1.4 は来ますか?

来ます。7.1.4 は、メンテナンスとセキュリティのための小さな版だからです。この設定で自動にならないのは、7.1 から 7.2 のような大きな版です。

自動更新のメールが届きません。更新されていないのですか?

そうとは限りません。手元の試験では、サーバーにメールを送る仕組みが無かったためメールは届きませんでしたが、本体は 7.1.4 になっていました。公式の説明には、更新のメールを止める設定(auto_core_update_send_email)も載っています。メールの有無ではなく、「ダッシュボード → 更新」の版で確かめるのが確実です。

WordPress のフォルダに .git は無いのに、「バージョン管理されている」と出ます。

公式の説明では、.git・.hg・.svn などの印を「in the WordPress directory or any of its parent directories」、つまり WordPress のフォルダだけでなく、その上のフォルダまで探します。サーバーの上の階層にこうしたフォルダがあると、自動更新が止まることがあります。そのサイトは手で更新するか、サーバーを管理している人に相談してください。

12月に 7.2 が出るなら、それまで待ってもいいですか?

待たないでください。7.2 は12月8日に出る予定(公式の発表)で、それまで 7.1.3 以前のままだと、22件が直っていない状態が続きます。公式は、直ちに更新するようすすめています。

まとめ

出典(2026年10月29日に確認)

件数と「だれが悪用できるか」の分け方は、公式のページの本文を私たちが数えたものです(数え方は コンテンツ/wordpress-714-2026/shots/measure.py)。自動更新の試験は、2026年10月29日に手元の WordPress(公式の zip で入れた 7.1.3 日本語版と、git で入れた 7.1.3)で行いました。

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