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ClaudeからWordPressに記事を書かせる方法|MCPでつなぐ3ステップと実演【2026年】

公開 ・ 読了の目安 約12分 ・ Sorabun 編集部

ClaudeからWordPressに記事を書かせる方法|MCPでつなぐ3ステップと実演【2026年】

「Claudeに頼んだら、WordPressに記事の下書きができていた」。MCP(Model Context Protocol)を使うと、こういう使い方ができます。

この記事では、AIのClaude(Claude Code)とWordPressをMCPでつなぎ、日本語で頼むだけで記事の下書きを作る方法を、実際に動かした画面と数字で解説します。実演では、「WordPress 自動更新 設定」というキーワードを渡してから約20分で、見出し12個・約2万字の下書きがWordPressに入りました。

つなぐ作業は、コピーと貼り付けの3ステップです。後半では、安全に使うための約束と、つながらないときの直し方もまとめます。

1. MCPとは:AIと道具をつなぐ「共通の差し込み口」

MCPは Model Context Protocol の略で、AIと外の道具(アプリやデータ)をつなぐための共通の決まりです。2024年11月に、Claudeを開発するAnthropicがオープンな仕組みとして公開しました。いまはClaudeのほか、Cursor・VS Codeなど、多くのAIアプリが対応しています。

パソコンのUSB-Cを思い浮かべると分かりやすいです。差し込み口の形がそろっていれば、どのメーカーの機器でもつながります。MCPも同じで、道具の側が一度MCPに対応すれば、対応するいろいろなAIから使えます。

WordPressの場合、「道具」にあたるのがWordPressのサイトそのものです。WordPressをMCPサーバーにしておくと、AIに「◯◯の記事を下書きで作って」「先週の記事を要約して」と、日本語で頼めるようになります。

2. つながると何ができるか(Sorabunの場合)

この記事では、WordPressのAIプラグイン Sorabun(ソラブン) を使います。クラウド版かPro版を入れると、そのWordPressがMCPサーバーとして動き、次のことをAIから頼めます。

できること 中身
記事を作る キーワード・ページのURL・YouTube動画から記事を作る(既定は下書き)
書き直す 古い記事を、いまの情報で書き直す(結果は下書きで保存)
進み具合を見る 作成中の記事が、いまどの段階か
読む 記事の一覧・本文・サイトの情報

逆に、設定の変更・記事の削除・APIキーの操作は、MCPからはできません。公開状態を変えられるのも、記事を作るときの指定だけで、既定は下書きです。AIに渡す力は必要なぶんだけ、というのが安全に使うための基本です。

なお、記事を書くのはSorabunの中のAI(この実演ではGoogleのGemini)です。Claudeは「頼みを聞いて、道具を呼び、結果を確かめて報告する」役です。

3. 用意するもの

4. つなぐ3ステップ

ステップ1:Sorabunの設定で、URLとAPIキーをコピー

WordPressの管理画面で「Sorabun > 設定 > REST API」を開きます。「MCPサーバー」の欄に、MCPのURL(https://あなたのサイト/wp-json/sorabun/v1/mcp)と、Claude Codeに貼るコマンドが、APIキー入りでそのままコピーできる形で出ています。

APIキーは、このキーを知っている人なら誰でも記事を作れてしまう「合い鍵」です。人に見せたり、公開の場所に貼ったりしないでください。

ステップ2:Claude Codeに、コマンドを1つ貼る

ターミナルで、コピーしたコマンドを実行します。中身は「名前・URL・APIキー」の3つだけです。

claude mcp add --transport http sorabun \
  "https://example.com/wp-json/sorabun/v1/mcp" \
  --header "Authorization: Bearer sbk_xxxxxxxx"

example.com を自分のサイトに、sbk_xxxxxxxx を自分のキーに替えます(設定画面からコピーすれば、替える必要はありません)。追加のソフトやNode.jsのラッパーは要りません。

ステップ3:つながったかを確かめる

claude mcp list

sorabun: https://…/wp-json/sorabun/v1/mcp (HTTP) - ✔ Connected と出れば成功です。あとは、Claude Codeを起動して日本語で頼むだけです。

Claude Code以外のアプリでつなぐ

Cursor・VS Code など(URLとヘッダーを書ける設定ファイルの場合)

{
  "mcpServers": {
    "sorabun": {
      "url": "https://example.com/wp-json/sorabun/v1/mcp",
      "headers": { "Authorization": "Bearer sbk_xxxxxxxx" }
    }
  }
}

Claudeのデスクトップアプリ(設定画面からヘッダーを付けられないので、mcp-remote という小さな中継を使います。Node.js 18以上)

{
  "mcpServers": {
    "sorabun": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "mcp-remote", "https://example.com/wp-json/sorabun/v1/mcp",
               "--header", "Authorization: Bearer sbk_xxxxxxxx"]
    }
  }
}

5. 実演:日本語で頼んで、記事の下書きを作る

ここからは、練習用のWordPressで実際に動かした結果です。

頼んだのは、この一行

Claude Codeに、次のように頼みました。

「WordPress 自動更新 設定」で記事を1本、下書きで作って。できたかは、あとで聞くね

するとClaudeが、Sorabunの「記事を作る」道具を使おうとして、実行してよいかを聞いてきます。画面には、渡すキーワード(WordPress 自動更新 設定)と、下書きの指定(post_status: "draft")が出るので、中身を見てから「Yes」を選びます。AIが外の道具を勝手に使わないための、大事な確認です。

Sorabunはすぐに受付番号(ジョブID)を返し、記事はWordPressの裏で作られます。待っているあいだ、Claude Codeを閉じても大丈夫です。

記事ができるまでの約20分(実測)

同じキーワードで、最後まで進み具合を見届けたときの記録です(進み具合はMCPの道具 get_job で確認)。

経過 段階
0分 受付(すぐに受付番号が返る)
1分 調べる(検索して、上位の記事を読む)
4分 書く(見出しごとに本文を書く。いちばん長い工程)
19分 図解とアイキャッチを付けて、下書きに保存
20分 完成(品質スコア 79)

できあがった下書き

時間は、記事の長さやサーバー、Sorabunの設定によって変わります。今回は長さを「おまかせ」にしたため、読む人の知りたいことを広く拾った長めの記事になりました。

作った記事を、Claudeに読ませる

MCPは作るだけではありません。続けて、Claude Codeに「下書きの記事を読んで、H2の見出しを並べて」と頼むと、Claudeが記事を読み、12個の見出しを並べてくれました。

しかも、頼んでいないのに、こんな指摘をしてくれました。

1番目のH2の中に、メジャー更新とマイナー更新の比較表が2つあり、内容が重なっています。しかもバージョンの例が食い違っていて、1つ目は「7.0 → 7.1」、2つ目は「6.3/6.4.1」になっています。どちらか1つに絞るとよさそうです。

実際に記事を確かめると、そのとおりでした。

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6. AIが作った記事は、人が確かめてから公開する

AIは、もっともらしく、こうした重複や食い違い、数字や日付のまちがいをすることがあります。それに、自分の体験や意見は、書いた人にしか書けません。

AIで作った下書きは、公開の前に次の点を確かめましょう。

「作る」はAI、「確かめて仕上げる」は人。この分担がいちばん速く、いちばん安全です。今回のように、確かめる作業の一部をClaudeに手伝わせることもできます。

7. 頼み方のコツ

頼み方を少し工夫するだけで、下書きの質が変わります。

こうした一言は、Sorabunへの追加の指示として、そのまま記事作りに渡ります。

慣れてきたら、こんな頼み方もできます。

8. MCPを安全に使う4つの約束

  1. 記事は下書きで作る。Sorabunは、頼まれない限り下書きにするよう、MCPでつないだAIに伝えています
  2. APIキーは人に見せない。画面共有や録画にも注意し、漏れた疑いがあれば、設定画面で作り直します(作り直すと、古いキーは使えなくなります)
  3. 実行の確認は、中身を見てから「はい」。キーワードや公開・下書きの指定を確かめます
  4. つなぐ道具は、信頼できるものだけ。AIが読み込んだページやファイルに、AIへの「いたずらの指示」が隠れていることがあります(プロンプトインジェクション)。知らないMCPサーバーを足したり、怪しいページを読ませたりしないようにします

9. つながらないときの直し方

出る表示 よくある原因と直し方
Failed(つながらない) ブラウザで https://サイト/wp-json/ が開けるか確かめる。開けなければ、パーマリンクの設定かサーバーの問題
401 APIキーの貼り間違い。Bearer のあとに半角の空白が要る
403 セキュリティのプラグインやWAFが、REST API(/wp-json/)を止めている。sorabun/v1 を許可する
Basic認証をかけたテスト環境 Basic認証の Authorization はそのままにして、Sorabunのキーは X-Sorabun-Key: キー という別のヘッダーで送る
パーマリンクが「基本」 URLが /?rest_route=/sorabun/v1/mcp の形になる。設定画面に出ているURLをそのまま使う

よくある質問

無料で使えますか?

Sorabunのクラウド版は、最初の3記事を無料で試せます(クレジットカード不要・認証から30日)。MCP連携はクラウド版とPro版の機能です。Claude Codeを使うには、Claudeの有料プランか、AnthropicのAPIの契約が必要です。

公開まで任せられますか?

記事を作るときに公開を指定することはできますが、おすすめしません。既定は下書きです。AIの下書きは、人が確かめてから公開してください。

記事を書いているのはClaudeですか?

いいえ。記事を書くのは、Sorabunの中のAI(この実演ではGemini)です。クラウド版なら、AIはSorabunのサーバーが選んで呼ぶので、APIキーは要りません。Claudeは、頼みを聞いてSorabunの道具を呼び、結果を確かめて報告する役です。

Claude Code以外のAIでも使えますか?

MCPに対応し、URLとヘッダーを設定できるアプリなら使えます。Cursor・VS Codeは設定ファイルに書くだけ、Claudeのデスクトップアプリは mcp-remote を使います。

APIキーが漏れたかもしれません。

Sorabunの「設定 > REST API」で、APIキーを作り直して保存してください。古いキーは、その場で使えなくなります。つないでいたアプリには、新しいキーを登録し直します。

まとめ

出典(2026年10月18日に確認)

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