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【今すぐ見直す】WordPressが検索に出ない原因、手元で14通り試したら7つ。パーマリンクを変えると古いURLは404? Search Consoleの理由とGoogle公式で確かめた【2026年】

公開 ・ 読了の目安 約28分 ・ Sorabun 編集部

【今すぐ見直す】WordPressが検索に出ない原因、手元で14通り試したら7つ。パーマリンクを変えると古いURLは404? Search Consoleの理由とGoogle公式で確かめた【2026年】

WordPress で記事を公開したのに、検索に出てこない。原因は、どこにあるのでしょうか。

講座の完全版では、表示設定の「検索エンジンでの表示」のチェック1つで、サイトが検索から外れることを見ました。この回は、その先です。公式の zip で入れた WordPress 7.1.4 を手元で動かし、検索に出なくなる原因を14通り、実際に起こしました。そして、返ってきたものを、Search Console の「インデックスに登録されなかった理由」の名前と照らしました。

先に結論を書きます。

まずは、出したい記事が下書きや非公開になっていないか、パーマリンクの形を変えていないかを見てください(9章)。

1. Search Console の「登録されなかった理由」は15種類

Search Console の「ページのインデックス登録レポート」には、Google がインデックスに登録しなかった URL と、その理由が出ます。インデックスに登録されるとは、Google がページを読み、中身を処理して目録に入れ、検索結果に出せるようにすることです。

ヘルプの「未登録」の見出しを数えると、理由は15種類ありました。

Search Console ヘルプのページのインデックス登録レポートにある、未登録の理由15種類。サーバーエラー(5xx)、リダイレクト エラー、URL が robots.txt によってブロックされています、URL に noindex が指定されています、ソフト 404、未承認のリクエスト(401)、見つかりませんでした(404)、アクセス禁止(403)、他の 4xx の問題、クロール済み - インデックス未登録、検出 - インデックス未登録、代替ページ(適切な canonical タグあり)、重複の2つ、ページにリダイレクトがあります。手元の WordPress で起きた6種類に色がついている
Search Console ヘルプ「ページ インデックス登録レポート」の未登録の見出し。色つきは、手元の WordPress 7.1.4 で起きた6種類(2026年10月30日、Sorabun が当てはめた)

色をつけた6種類が、今回、手元の WordPress で起きたものです(2章)。

未登録は、エラーとは限りません。ヘルプにも「ページはインデックスに登録されていませんが、必ずしもエラーによるものではありません。」とあります。出したくないページが未登録なら、それで正常です(7章)。

この記事で、当てはまる Search Console の理由と書いているのは、手元の WordPress が返したもの(HTTP の状態・robots メタ・robots.txt など)を、ヘルプの見出しに当てはめたものです。手元のサイトは Search Console に登録していない(Google からは見えない)ので、実際に Search Console に出た理由ではありません。

なお、インデックスに登録されることと、検索の上位に出ることは別です。Google も「ページがインデックスに登録されているからといって、検索結果に必ず表示されるわけではありません。」と書いています。この記事で見るのは、その手前の、検索に出る候補に入れるかどうかです。

2. 手元の WordPress で、14通り起こした

試し方

14通りは、何もしない(初めのまま)が1つ、設定や操作で起こしたものが9つ、WordPress が自動で処理する URL が4つ(7章)です。

結果:7つで、検索に出なくなった

手元の WordPress で、設定や操作で起こした9通りの結果。検索エンジンでの表示にチェックは 200 で noindex、下書き・非公開・ゴミ箱は 404、パスワード保護は 200 で本文の代わりにパスワードの入力欄、スラッグの変更は 301 で転送、パーマリンクの形の変更は古い URL が 404、robots.txt のファイルを置くと Googlebot は読めない、メンテナンス中は 503(Retry-After: 600)。右の列は当てはまる Search Console の理由
手元の WordPress 7.1.4(公式の zip)で Sorabun が試した(2026年10月30日・shots/index_test.py)。右の列は、返ってきたものを Search Console ヘルプの見出しに当てはめたもの
やったこと 場所 WordPress が返したもの 当てはまる Search Console の理由
何もしない(初めのまま) − 200(robots メタは max-image-preview:large) 止めるものは無い
検索エンジンでの表示にチェック 設定 → 表示設定 200・noindex, nofollow URL に noindex が指定されています
記事を下書きに戻す 投稿の編集 → 公開状態 404 見つかりませんでした(404)
記事を非公開にする 投稿の編集 → 公開状態 404 見つかりませんでした(404)
記事にパスワード保護をかける 投稿の編集 → 公開状態 200・noindex なし・本文の代わりにパスワードの入力欄 止めるものは無い(本文は見えない)
記事をゴミ箱に入れる 投稿一覧 → ゴミ箱へ移動 404 見つかりませんでした(404)
スラッグを変える(古い URL) 投稿の編集 → URL 301 で新しい URL へ(新しい URL は 200) ページにリダイレクトがあります
パーマリンクの形を変える(古い URL) 設定 → パーマリンク 404(新しい URL は 200) 見つかりませんでした(404)
robots.txt のファイルを置く(Disallow: /) サーバーのファイル 記事は 200。robots.txt で Googlebot は読めない URL が robots.txt によってブロックされています。
メンテナンス中(.maintenance) 更新の途中など 503(Retry-After: 600)。robots.txt も 503 サーバーエラー(5xx)

設定や操作で起こした9つのうち、検索に出なくなったのは7つでした。

残りの2つ、スラッグの変更とパスワード保護には、止めるものがありませんでした。スラッグの変更は、古い URL が新しい URL へ 301 で転送されるので、転送先が登録の候補になります(4章)。パスワード保護は、止めるものは無いのに、本文が見えません(3章)。

3. 下書き・非公開・ゴミ箱は 404。パスワード保護は本文が見えない

記事を非公開にすると、ログインしていない人や検索エンジンからは、どう見えるでしょうか。ふつうに見えるのか、見つからないのか。

答えは、見つからない、でした。非公開も、下書きも、ゴミ箱も、ログインしていない側には 404(ページが見つかりません)が返りました。

手元の WordPress の投稿一覧。パスワード保護の記事の横に パスワード保護中、非公開の記事の横に 非公開、下書きの記事の横に 下書き と小さく出ている。Hello world! は公開済み
手元の WordPress 7.1.4 の投稿一覧(試験用の記事を3つ作って撮り、撮ったあと消した)

投稿一覧では、タイトルの横に、下書き・非公開と小さく出るだけです。公開したつもりの記事が検索に出ないときは、まずここを見てください。

WordPress の説明では、非公開は「Viewable only to WordPress users at Administrator level.」、つまり管理者のレベルの利用者だけが見られる状態です。下書きは「Incomplete post viewable by anyone with proper user role.」、権限のある利用者だけが見られる、書きかけの記事です。ログインしていない人や検索エンジンは、どちらにも当たりません。

404 の URL は、インデックスから消える

Google の文書の 404 の行。Google 検索の場合、URL が以前インデックスに登録されていた場合は、インデックス登録パイプラインによってインデックスから削除されます。新たに検出された 404 ページは処理されません。クロール頻度は徐々に低下します
Google「HTTP ステータス コードが Google のクローラーに及ぼす影響」(最終更新 2026年3月6日)

Google は、404 について「Google 検索の場合、URL が以前インデックスに登録されていた場合は、インデックス登録パイプラインによってインデックスから削除されます。」「新たに検出された 404 ページは処理されません。」と書いています。

つまり、検索に出ていた記事を、うっかり下書きに戻すと、やがて検索から消えます。Search Console では「見つかりませんでした(404)」に当たります。

消したくて消した記事なら、問題ではありません。ヘルプにも「ページが置き換えられることなく削除されている場合、404 レスポンスは必ずしも問題ではありません。」とあります。

パスワード保護は 200 でも、本文が見えない

手元の WordPress で、パスワード保護をかけた記事をログインしていない側から開いた画面。題名の頭に 保護中 と付き、本文の代わりに、パスワードを入れる欄と確定のボタンだけが出ている
手元の WordPress 7.1.4(記事にパスワード保護をかけ、ログインしていない側から開いた)

パスワード保護は、少し違いました。ページは 200 で返り、robots メタに noindex は付きません(何もしないときと同じ max-image-preview:large)。canonical も、記事の URL のままでした。

ただ、本文の代わりに、パスワードを入れる欄だけが出ます。ログインしていない側から読めるのは、題名と入力欄だけです。Google のヘルプにも、Googlebot は認証の情報を出さない、とあります。

会員向けにしたい記事なら、これで本文は見えなくなります。でも、検索で読んでほしい記事には、使わないでください。

検索結果から外したいページなら、Google は「Google 検索の検索結果からページをブロックする場合は、ページでなんらかのログインを要求するか、ページで noindex ディレクティブを使用します。」と書いています。WordPress のパスワード保護は、手元の 7.1.4 では noindex を付けませんでした。題名と入力欄のページが、200 で返るだけです。

4. パーマリンクの形を変えると、古い URL は 404

もう1つ、試してみないと分からないものがあります。設定 → パーマリンクで、形を日付と投稿名から、投稿名だけに変えました。変える前の古い URL を開くと、どうなるでしょうか。新しい URL に転送されるのか、404 なのか。

手元の WordPress のパーマリンク設定の共通設定。基本・日付と投稿名・月と投稿名・数字ベース・投稿名の選択肢があり、日付と投稿名が選ばれている
手元の WordPress 7.1.4 の設定 → パーマリンク(初めは日付と投稿名)

WordPress の説明にも「By default, WordPress uses web URLs that have day and name in them」とあり、初めの形は、日付と投稿名の入った URL です。

スラッグの変更は 301、形の変更は 404

答えは、404 でした。

URL を変えたとき、古い URL はどうなるかの比べ。記事のスラッグを変えたときは、古い URL が 301 で新しい URL(/2026/10/28/hello-world-2026/)へ転送された。パーマリンクの形を日付と投稿名から投稿名に変えたときは、古い URL が 404 で、新しい URL /hello-world/ は 200。古い URL から新しい URL への転送は、自動では入らなかった
手元の WordPress 7.1.4 で Sorabun が試した(2026年10月30日)。どちらも、変える前の URL(/2026/10/28/hello-world/)を取った

記事1本のスラッグ(URL の最後の部分)を変えたときは、WordPress が古いスラッグを覚えていて、古い URL から新しい URL へ、301 で自動で転送しました。この転送をする WordPress の関数 wp_old_slug_redirect() の説明は「Redirect old slugs to the correct permalink.」。古いスラッグを、正しいパーマリンクへ転送する、という意味です(ソースの中も 301 です)。

でも、パーマリンクの形を変えたときは、古い URL(/2026/10/28/hello-world/)からの転送は、自動では入りませんでした。新しい URL(/hello-world/)は 200 で開けますが、古い URL は 404 です。これは、手元の WordPress 7.1.4(PHP の簡易サーバー)での結果です。

手元の WordPress で、パーマリンクを投稿名に変えたあと、古い URL を開いた画面。ページが見つかりません、お探しのページは存在しないか、移動しました、と出て、検索の欄がある
手元の WordPress 7.1.4(パーマリンクを投稿名に変えたあと、古い URL を開いた)

ほかのサイトや SNS に貼られたリンク、そして Google が覚えている URL は、すべてこの画面に着きます。記事が多いサイトほど、影響が大きくなります。Search Console のヘルプも、404 について「ページを移動した場合は 301 リダイレクトを使用して新しいアドレスに転送してください。」と書いています。

URL は変えない。変えるなら 301 で転送する

WordPress.org の説明書の一文。Permalinks are the permanent URLs to your individual pages and blog posts, as well as your category and tag archives. A permalink is the web address used to link to your content. The URL to each post should be permanent and never change — hence the name permalink.
WordPress.org Documentation「Settings Permalinks screen」

WordPress の公式の説明には「The URL to each post should be permanent and never change — hence the name permalink.」とあります。各投稿の URL は永久的で、決して変わるべきではない、だからパーマリンクと呼ぶ、という意味です。

パーマリンクの形は、サイトを作ったときに決めて、あとから変えない。これが基本です。

Google の文書の一節。検索エンジンの結果に表示されるページの URL を変更する必要がある場合は、可能な限りサーバー側の永続的なリダイレクトを使用することをおすすめします。これは、Google 検索とユーザーを確実に正しいページに導くための最善の方法です。ステータス コード 301 と 308 は、ページが別の場所に完全に移転したことを意味します
Google 検索セントラル「リダイレクトと Google 検索」(最終更新 2026年4月17日)

それでも変えるなら、Google は「検索エンジンの結果に表示されるページの URL を変更する必要がある場合は、可能な限りサーバー側の永続的なリダイレクトを使用することをおすすめします。」と書いています。そして「ステータス コード 301 と 308 は、ページが別の場所に完全に移転したことを意味します。」。古い URL から新しい URL へ、1本ずつ転送を入れてください。

サーバー側の転送は、サーバーの設定ファイル(Apache の .htaccess など)か、サーバー側のスクリプト(PHP など)で設定する、と Google は説明しています。自分で設定できないときは、サーバーの管理者やホスティングの会社に相談します。どの方法でも、入れたあとに古い URL を開き、301 で新しい URL に着くかを確かめてください。

5. メンテナンス中は、記事も robots.txt も 503

WordPress は、更新の途中などに、メンテナンスの画面を出します。手元では、WordPress の .maintenance のファイルを置いて、この状態を起こしました。

手元の WordPress で、.maintenance のファイルを置いて記事を開いた画面。現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません、とだけ出ている
手元の WordPress 7.1.4(.maintenance のファイルを置いて開いた)

このとき、記事は 503(一時的に使えない)で返り、Retry-After: 600 という印が付いていました。600秒、つまり10分後にまた来て、という意味です。WordPress の関数 wp_maintenance() のソースにも、Retry-After: 600 と 503 が書かれています。そして、robots.txt も 503 になりました。

Google の文書の 5xx の行。5xx および 429 のサーバーエラーは、Google のクローラに対して一時的にクロールのペースを落とすように促します。Google 検索の場合、すでにインデックスに登録されている URL はインデックスに保持されますが、最終的には削除されます
Google「HTTP ステータス コードが Google のクローラーに及ぼす影響」(最終更新 2026年3月6日)

Google は、5xx のサーバーエラーについて「5xx および 429 のサーバーエラーは、Google のクローラに対して一時的にクロールのペースを落とすように促します。」「Google 検索の場合、すでにインデックスに登録されている URL はインデックスに保持されますが、最終的には削除されます。」と書いています。

robots.txt が 503 のときの扱いは、別の文書にあります。Google は、robots.txt を取得できないとき「最初の 12 時間はサイトのクロールを停止しますが、robots.txt ファイルについては引き続き取得を試みます。」とし、そのあと30日間は、前に取得できた robots.txt を使いながら、新しいものの取得を続ける、と説明しています。

更新の途中に短く出るメンテナンスの画面は、WordPress のふつうの動きです。気をつけたいのは、長く続くことです。メンテナンスの画面を出したまま何日も放っておくと、検索から消えていきます。終わったら、ログインしていない状態で記事と /robots.txt を開き、ふつうに表示されるかを確かめてください。

なお、手元で試したのは WordPress 本体の .maintenance のファイルで、メンテナンスのプラグインは試していません。WordPress の自動の更新については、WordPress 7.1.4 の記事にまとめています。

6. robots.txt のファイルを置くと、Googlebot は読めない

手元の WordPress のサーバーに、次の robots.txt のファイルを置きました。

User-agent: *
Disallow: /

WordPress が自動で作る robots.txt の代わりに、このファイルが返りました。記事そのものは 200 で開けますが、全部を止める行(Disallow: /)があるので、Googlebot はどのページも読めません(Python の robotparser で判定)。Search Console では「URL が robots.txt によってブロックされています。」に当たります。

制作会社がテストのときに置いたファイルが、公開のあとも残っていることがあります。あなたのサイトの /robots.txt を開いて、Disallow: / が無いかを見てください。WordPress が自動で作る robots.txt の中身は、完全版の2章に載せています。

robots.txt は、検索結果から隠すための道具ではありません。Google のヘルプは「Google 検索の検索結果からページをブロックする場合は、ページでなんらかのログインを要求するか、ページで noindex ディレクティブを使用します。」としたうえで、「ページのブロックに robots.txt ルールを使用することはおすすめしません。使用すると、noindex が Google に認識されなくなります。」と書いています。

noindex の文書にも「 タグと HTTP ヘッダーを認識するには、Google がページをクロールできる必要があります。」とあります。robots.txt で止めると、ページに noindex があっても、Google はそれを読めないのです。ヘルプには「robots.txt でブロックされていても、他の方法によってページがインデックスに登録されることがあります。」とも書かれています。

AI のボットだけを robots.txt で止めるときの書き方は、講座の第8回で試しました。

7. WordPress が自動でやっている正常なこと(4つ)

一方で、Search Console に理由が出ても、直さなくてよいものもあります。手元の WordPress は、次の4つを自動でやっていました。

WordPress が自動でやっていること(これは正常)。URL に ?utm_source= などを付けて共有されたときは 200 で canonical は元の URL、?p=1 の形の URL は 301 で転送、サイト内検索の結果のページは 200 で noindex、画像の添付ファイルのページは 301 で転送。Search Console に出ても、直さなくてよい
手元の WordPress 7.1.4 で Sorabun が試した(2026年10月30日)
来た URL WordPress が返したもの 当てはまる Search Console の理由
?p=1 の形の URL 301 で記事の URL(/2026/10/28/hello-world/)へ ページにリダイレクトがあります
画像の添付ファイルのページ 301 で画像のファイルへ ページにリダイレクトがあります
?utm_source=newsletter を付けた URL 200・canonical は元の記事の URL 代替ページ(適切な canonical タグあり)
サイト内検索の結果のページ(?s=hello) 200・noindex, follow, max-image-preview:large URL に noindex が指定されています

転送:?p=1 と添付ファイルのページ

?p=1 は、パーマリンクの基本の形(?p=123 のような番号の形)の URL です。WordPress は、いまのパーマリンクの形の URL へ、301 で転送しました。画像の添付ファイルのページも、画像のファイルへ 301 で転送されました。

Google のヘルプは、転送について「リダイレクト URL はインデックスに登録されません。リダイレクト先のみが登録されます。」と説明しています。転送元が「ページにリダイレクトがあります」に入るのは、転送が効いているしるしです。

canonical:?utm_source= などを付けた URL

メールや SNS で、URL の後ろに ?utm_source= などを付けて共有されることがあります。このとき、ページは 200 で開けますが、canonical(この中身の正しい URL はこれ、という印)が、元の記事の URL を指していました。Google は rel="canonical" を、指定した URL が正規のページになるべきことを強く示すシグナルとしています。

この記事では「代替ページ(適切な canonical タグあり)」に当てはめましたが、ヘルプのこの理由の説明は、AMP やモバイル版のページを例にしています。このような URL が実際にどの理由で出るかは、Google の判断によります。ヘルプは、並べ替えや絞り込みのパラメータで同じ中身を出すページについて「これらのページが、同じコンテンツに対してさまざまな方法で並べ替えやフィルタリングやアクセスを行っているだけであれば、インデックスに登録されないのは妥当です。」としています。

noindex:サイト内検索の結果のページ

サイト内検索の結果のページ(?s=hello)には、自動で noindex が付いていました。WordPress の関数 wp_robots_noindex_search() の説明は「Adds noindex to the robots meta tag if a search is being performed.」。検索をしているときは、robots メタに noindex を足す、という意味です。

Search Console ヘルプの URL に noindex が指定されています の項目。Google がページをインデックスに登録しようとしたときに noindex ディレクティブが検出されたため、インデックスに登録されませんでした。このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています。このページをインデックスに登録したい場合は、noindex ディレクティブを削除してください
Search Console ヘルプ「ページ インデックス登録レポート」

Search Console のヘルプも、「URL に noindex が指定されています」について「このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています。」と書いています。そして「URL が正当な理由(想定内のサイトの robots.txt ルール、ページの noindex タグ、重複した URL、削除したが代わりがないページの 404 など)でインデックスに登録されないのは問題ありません。」とも。

理由が出たら、すぐ直すのではなく、それが出したいページかどうかを、まず見てください。

8. 数えると、7つ・6種類・4つ

数えると。手元の WordPress で試した14通りのうち、設定や操作で検索に出なくなったのが7つ(表示設定・下書き・非公開・ゴミ箱・パーマリンクの形・robots.txt・メンテナンス)、当たった Search Console の理由が15種類のうち6種類(noindex・404・robots.txt・5xx など)、WordPress が自動でやる正常なことが4つ
手元の WordPress 7.1.4 で Sorabun が試した14通り(2026年10月30日)

14通りのうち、設定や操作で検索に出なくなったのが7つ。当てはまる Search Console の理由は、15種類のうち6種類でした。そして、WordPress が自動でやっている正常な転送や noindex が4つです。

6種類の内わけは、検索に出なくなった7つで当たった4種類(noindex・404・robots.txt・サーバーエラー)と、スラッグの変更と自動でやる4つで当たった2種類(ページにリダイレクトがあります・代替ページ)です。

数え方の注意

9. 今日やる確かめ方(5つ)

  1. ダッシュボードに、検索エンジンのインデックスを回避中と出ていないか見る。 出ていれば、設定 → 表示設定の「検索エンジンでの表示」で、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外します(完全版の2章)
  2. Search Console のページのインデックス登録レポートで、登録されなかった理由を見る。 出したい記事が、404・noindex・robots.txt・サーバーエラーに入っていないかを確かめます。出したくないページ(サイト内検索の結果など)なら、そのままで正常です
  3. 気になる記事は、URL 検査で1本ずつ調べる。 直したあとは「公開 URL をテスト」で確かめ、「インデックス登録をリクエスト」を押します。ただし「リクエストを送信しても、ページが Google インデックスに表示されるとは限りません。」
  4. パーマリンクの形は変えない。変えるなら、古い URL から 301 で転送する。 転送を入れたら、古い URL を1本開き、新しい URL に着くかを確かめます
  5. メンテナンスは短くして、終わったら、ログインしていない状態で開いて確かめる。 記事と /robots.txt が 503 のままになっていないか、/robots.txt に Disallow: / が無いかも見ます

noindex や robots.txt の全面拒否で、検索結果に載せられない状態になっていないかは、URL を入れるだけの無料のサイト診断(45項目)でも確かめられます。点数は目安として、直すきっかけにしてください。

よくある質問

記事を非公開にすると、検索から消えますか?

手元の WordPress 7.1.4 では、非公開・下書き・ゴミ箱のどれも、ログインしていない側には 404 でした。Google は、以前インデックスに登録されていた URL でも、404 を返すとインデックスから削除するとしています。公開に戻したら、URL 検査で確かめてください。

パスワード保護をかけた記事は、検索で読まれますか?

手元では、ページは 200 で返り、noindex は付きませんでしたが、本文の代わりにパスワードの入力欄だけが出ました。ログインしていない側から読めるのは、題名と入力欄だけです。検索で読んでほしい記事には向きません。検索結果から外したいページなら、Google はログインか noindex を使うよう書いています。

パーマリンクの形を変えてしまいました。どうすればいいですか?

まず、変える前の古い URL を開いて、404 になっていないかを確かめてください。手元の 7.1.4 では、形を変えると古い URL は 404 でした。Google は、URL を変えるなら、可能な限りサーバー側の永続的なリダイレクト(301)をすすめています。古い URL から新しい URL へ、1本ずつ転送を入れます。

Search Console に「ページにリダイレクトがあります」と出ました。直すべきですか?

転送が意図したもの(?p= の URL・添付ファイルのページ・スラッグを変えた記事の古い URL など)なら、直さなくて大丈夫です。Google のヘルプも、リダイレクト URL はインデックスに登録されず、リダイレクト先のみが登録される、と説明しています。

インデックスに登録されれば、検索の上位に出ますか?

いいえ。インデックスへの登録は、検索結果に出るための手前の条件で、上位に出るかどうかは別です。Google も「ページがインデックスに登録されているからといって、検索結果に必ず表示されるわけではありません。」と書いています。

ページの少ないサイトでも、ページのインデックス登録レポートを見たほうがいいですか?

Google のヘルプには「サイトのページ数が 500 未満の場合、このレポートを使用する必要はおそらくありません。」とあり、代わりに Google 検索(site: など)で主要なページが出ているかを確かめるようすすめています。特定の記事は、URL 検査で1本ずつ調べられます。

まとめ

出典(2026年10月30日に確認)

試験の結果は、2026年10月30日に手元の WordPress 7.1.4 で、私たちが試したものです(コンテンツ/wp-indexing-2026/shots/index_test.py、結果は shots/data/index-test.json)。当てはまる Search Console の理由は、返ってきたものをヘルプの見出しに当てはめたもので、手元のサイトは Search Console に登録していません。

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