表示速度
遅い記事を PageSpeed Insights で見つけ、キャッシュ系プラグインと競合しないやり方で速くする
遅い記事を見つけて、速くします
「Sorabun > 計測 / 分析 > 表示速度」は、記事ごとの表示の速さを測り、遅い原因を減らす画面です(Pro)。
ページを丸ごと保存して配るキャッシュ(WP Rocket などの中心の機能)は、Sorabun では行いません。有料記事やCTAのように人によって中身が変わる表示と相性が悪く、レンタルサーバーのキャッシュとも二重になるためです。代わりに、キャッシュと競合しないやり方で記事を速くし、キャッシュ系プラグインを使っている場合はそれと連携します。
AIは使わないので、AIの費用はかかりません。
1. 遅い記事を見つける
Google の PageSpeed Insights で、スマホで開いたときの速さを記事ごとに測ります。1記事20秒ほどかかります。
- 「まだ測っていない記事を測る」 で、1本ずつ続けて測ります。「止める」でいつでも止められます
- 毎日自動で測る(
psi_auto、既定はオフ)をオンにすると、毎日5記事ずつ、まだ測っていない記事、30日より前に測った記事の順に測ります - 一覧は点数の低い順です。記事ごとに LCP・CLS・INP と、主な原因と、できること が並びます
| 指標 | 意味 | 良い |
|---|---|---|
| 点数 | PageSpeed Insights の性能の点数 | 90点以上(50点未満は遅い) |
| LCP | いちばん大きな要素(多くはアイキャッチ)が出るまで | 2.5秒以内 |
| CLS | 読み込み中に表示がずれる量 | 0.1以下 |
| INP | 押してから反応するまで | 200ms以内 |
実際の読者のデータ(Chrome の利用者の記録)がある記事は、その数字を優先して出します。無い記事は「試しに開いたときの数字」です。INP は実際の読者の数字がある記事だけに出ます。
キーが無くても測れますが、1日に測れる回数が少なめです。Google Cloud で「PageSpeed Insights API」を有効にしたキーを入れると増えます(無料)。キーは暗号化して保存します。
2. 表示を軽くする
どれも「保存」を押すと、すぐに効きます。見た目に関わるものは既定でオフです。オンにしたら、記事のページを開いて表示が崩れていないか確かめてください。
| 設定 | 既定 | すること |
|---|---|---|
YouTube の埋め込みを軽くする(yt_facade) | オフ | 押されるまでは動画の画像だけを出し、押されたら動画に差し替えます。YouTube の埋め込みは再生しなくても1本で数百KBの読み込みが走ります |
アイキャッチを最優先で読ませる(lcp_priority) | オン | 記事のページで、テーマが出すアイキャッチを後回しにせず最優先で読ませます。LCP が縮みます |
画像に幅と高さを書く(img_dims) | オフ | 大きさの書かれていない本文の画像に幅と高さを書き、読み込み中の表示のずれ(CLS)を防ぎます |
絵文字のスクリプトを止める(no_emoji) | オフ | いまのブラウザは絵文字をそのまま出せるので、画像にするスクリプトは要りません |
埋め込まれるためのスクリプトを止める(no_embed) | オフ | ほかのサイトに記事を埋め込まれるための読み込みを止めます |
dashicons を読ませない(no_dashicons) | オフ | ログインしていない読者には、管理画面用のアイコンを読ませません |
heartbeat を60秒ごとに(heartbeat) | オフ | 管理画面を開きっぱなしのときの定期通信を減らし、サーバーの負担を下げます |
WP Rocket の「YouTube の動画を画像に置き換える」がオンのときは、Sorabun では置き換えません(二重にしないため)。
画像を WebP にして軽くする設定は、セキュリティ / 高速化の画面にあります。
3. データベースの掃除
消せるものの数が並び、項目ごとに 「掃除する」 で消せます(管理者のみ)。一度に500件ずつ消します。
| 項目 | 消すもの |
|---|---|
| 古いリビジョン | 記事ごとに、新しいものから決めた数(db_keep、既定は5件)を残して、それより古いもの |
| 自動下書き | 7日より前の自動下書き |
| スパムコメント | スパムと判定されたコメント |
| ゴミ箱のコメント | ゴミ箱に入れたコメント |
| 期限切れの一時データ | 期限が切れて使われなくなった一時データ |
毎週自動で掃除する(db_auto、既定はオフ)もあります。
書き直し案を反映した記事は、元の本文をリビジョンから戻せます。リビジョンは新しいものから残すので、直近の書き直しは戻せるままです。
4. キャッシュとの連携
WP Rocket・LiteSpeed Cache・W3 Total Cache・WP Super Cache・WP Fastest Cache・SiteGround Optimizer・Autoptimize が入っていると、Sorabun が記事の表示を変えたときに、その記事のキャッシュを自動で消します。書き直し案の反映・リンクの修正・見直し時期の更新・CTAや有料記事の設定などです。サイト全体に関わる設定(CTA・生成の既定値など)を変えたときは、サイト全体のキャッシュを消します。
キャッシュを消すのは表示が変わったときだけです。CTAのクリック数のように数を数えるだけのデータでは消しません。「いまキャッシュを消す」 で手動でも消せます。
エックスサーバーの「サーバーキャッシュ」などのサーバー側のキャッシュは、プラグインから消せません。直したのに表示が変わらないときは、サーバーの管理画面でキャッシュを消してください。